パルコ劇場で行われた朗読劇「ラヴ・レターズ」を観てきました。
毎年出演者をかえて上演されている演目で、もう16年も続いている作品です。
私も数年前に観ていて、とってもいい作品だったので、
もう一度観たい(できれば同じ出演者さんで)と思っていたのですが、
その願いが半分叶い、一人の演者さんだけ再演というので、行ってきました。
幼馴染みの男女の間で交わされる、往復書簡の形で話しは進んで行きます。
朗読という形式なので、派手な照明も、音楽もありません。
そこで重要になってくるのは、演じる二人の呼吸と、表情。
そして微妙に変化していく、声。
ラジオドラマとは違い、一人が声と表情で表現し、
もう一人はそれを読んでいる。。という動きでその時の心情を演じていき、
そうして二人での呼吸が重なりあってうまれる物語りなのです。
今回、自由奔放なメリッサ役の土居裕子さんは、弾けるような元気な声で、
後半では小さな涙をぽろぽろこぼしながら、感情豊かに演じていらっしゃいました。
真面目で模範生なアンディ役の貴水博之さんは、
ゆったり愛情をメリッサに注いでいくように演じていらっしゃいました。
立場や、環境が違うふたり、そのときどきで体当たりで愛情をぶつけていく
メリッサに、後半は感情移入してしまい、大泣き(恥)。
数年前観たときにも泣けたのですが、前回以上に感動して泣いてしまいました。
アンディもそんなメリッサに惹かれ、感じたのでしょうか、
静かな声は、次第に感情を揺らし、最後のカーテンコールでは、
二人とも涙を拭かれていました。
お話の最後は、思わぬ展開になるのですが、
それでも最後の二人の笑顔に、救われる思いでした。
ああ、もっと拍手を贈ってもよかったかも。。と思いながら帰宅したのでした。
生きている劇だなあと、つくづく思う作品です。
来月も違う出演者さんで開演されるようですので、機会がある方はぜひ。
http://www.parco-play.com/loveletters/
毎年出演者をかえて上演されている演目で、もう16年も続いている作品です。
私も数年前に観ていて、とってもいい作品だったので、
もう一度観たい(できれば同じ出演者さんで)と思っていたのですが、
その願いが半分叶い、一人の演者さんだけ再演というので、行ってきました。
幼馴染みの男女の間で交わされる、往復書簡の形で話しは進んで行きます。
朗読という形式なので、派手な照明も、音楽もありません。
そこで重要になってくるのは、演じる二人の呼吸と、表情。
そして微妙に変化していく、声。
ラジオドラマとは違い、一人が声と表情で表現し、
もう一人はそれを読んでいる。。という動きでその時の心情を演じていき、
そうして二人での呼吸が重なりあってうまれる物語りなのです。
今回、自由奔放なメリッサ役の土居裕子さんは、弾けるような元気な声で、
後半では小さな涙をぽろぽろこぼしながら、感情豊かに演じていらっしゃいました。
真面目で模範生なアンディ役の貴水博之さんは、
ゆったり愛情をメリッサに注いでいくように演じていらっしゃいました。
立場や、環境が違うふたり、そのときどきで体当たりで愛情をぶつけていく
メリッサに、後半は感情移入してしまい、大泣き(恥)。
数年前観たときにも泣けたのですが、前回以上に感動して泣いてしまいました。
アンディもそんなメリッサに惹かれ、感じたのでしょうか、
静かな声は、次第に感情を揺らし、最後のカーテンコールでは、
二人とも涙を拭かれていました。
お話の最後は、思わぬ展開になるのですが、
それでも最後の二人の笑顔に、救われる思いでした。
ああ、もっと拍手を贈ってもよかったかも。。と思いながら帰宅したのでした。
生きている劇だなあと、つくづく思う作品です。
来月も違う出演者さんで開演されるようですので、機会がある方はぜひ。
http://www.parco-play.com/loveletters/
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by hummingsummer
| 2006-01-29 23:15
| 観劇、鑑賞日記